カンボジア、ラオス、ミャンマーの低炭素発展に向けた能力構築ワークショップ

タイトル: カンボジア、ラオス、ミャンマーの低炭素発展に向けた能力構築ワークショップ
開催日: 2017年9月29日
場所: カンボジア、プノンペン
主催者: LoCARNet 事務局 (IGES), カンボジア環境省

アジェンダ:能力構築ワークショップ_カンボジア・ラオス・ミャンマー_アジェンダ
統合報告書 :Synthesis Report_ Capacity Building_Workshop in Cambodia

「カンボジア、ラオス、ミャンマーの低炭素発展に向けた能力構築ワークショップ」が2017年9月29日、カンボジア・プノンペンにおいて開催され、カンボジア、ラオス、ミャンマー、及びタイ、マレーシアから約120名が参加した。本ワークショップはASEAN地域の後発開発途上国であるカンボジア、ラオス、ミャンマーの研究者と政策担当者が各国の低炭素発展研究及び政策の進捗・成果・展望を発表するとともに、マレーシア、タイ、日本の先行事例やその他のアジア諸国の事例も紹介することで知識の共有を深め、ASEAN地域全体の能力構築・強化につなげることを目的として開催された。カンボジアの参加者は次世代を担う人材育成という目的から近隣の学生らが多数招待され、またより具体的な行動への落とし込みを目指す観点から、プノンペン市の職員も参加した。ワークショップはカンボジアの気候政策・施策についてのセッション(セッション1)、国際的視点からみた低炭素発展と気候変動対応のセッション(セッション2)、低炭素都市の計画と実行についてのセッション(セッション3)、低炭素研究ネットワーク(LoCARNet)から見た気候変動対応の強化についてのセッション(セッション4)という4つのセッション構成で実施された。それぞれのセッションでは質疑応答の時間が設けられ、学生をはじめとした参加者から多くの質問や意見が発せられ、活発な議論が行われた。

 

【プログラム】

オープニングセッション
国歌斉唱:Ms. Heang Phallin  Technical Officer
歓迎挨拶:石川智子 低炭素アジア研究ネットワーク (LoCARNet) 事務局長/公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES)
開会挨拶:H.E. Dr. Tin Ponlok 持続可能な発展のための全国評議会(NCSD)事務局長
集合写真:全員

セッション1:カンボジアの気候政策に関する政策と施策

セッション2:国際的視点からみた低炭素発展と気候変動への対応 (議長: 藤野純一 IGES都市タスクフォース プログラムディレクター/ NIES 上席研究員)

セッション3: 低炭素都市:計画と実行 (議長: Dr. Hak Mao カンボジアNCSD 科学技術部 副部長)

セッション4:低炭素研究ネットワーク(LoCARNet)の観点からみた気候変動に対応するための行動の強化(議長:西岡秀三 IGES参与)

クロージングセッション

Hak Mao 副部長(H.E. Dr. Tin Ponlok NCSD事務局長の代理)

 

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