アジアにおける温室効果ガス削減の可能性 – 低炭素アジア研究ネットワーク(LoCARNet)からのメッセージ

■ 日時: 2014年12月10日(水) 14:00-16:00
■ 会場:  COP20 インドネシアパビリオン
■ 主催: 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
■ 共催: 独立行政法人国際協力機構(JICA)、インドネシア国家気候変動評議会(DNPI)

全球的な気候の安定のために、今後途上国からのGHG排出の増加への対処が重要ですが、とりわけ成長センターとしてのアジアでの対処が不可欠です。

アジア研究ネットワーク (Low Carbon Asia Research Network: LoCARNet)は、アジア地域の低炭素成長に向け、科学に基づく政策形成とその実現のために、最新の研究成果や知見を研究者、政策担当者、関連するステークホルダーと共有し、議論を行なう開かれたネットワークです。同ネットワークは2011年10月にカンボジアで開催されたASEAN+3環境大臣会合において、日本政府と公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)より提案され、2012年4月に開催された、「東アジア低炭素成長パートナーシップ対話会合」にて正式に立ち上げられました。

本サイドイベントは、本年11月にインドネシア・ボゴールで行われたLoCARNet第3回年次会合での議論をベースに、アジアの研究者によるAIMモデルを使った分析の結果や各国における削減目標の評価、削減を実施していくために必要な施策についての報告など、アジアでの有望な取組みを紹介するものです。

また、LoCARNetは、3年間の活動蓄積を踏まえ、COP21へ向けて、アジアをリードする複数の研究機関と連携して「アジアの低炭素型発展のための10の提案(仮題)」を作成しています。本サイドイベントでは、この提案の進捗状況についても報告します。

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