日本・フランス 二国間連携長期シナリオ協力プロジェクト
日本国環境省(MOEJ)とフランス エコロジー・持続可能開発エネルギー省(当時。現在はフランス環境・エネルギー・海洋省(MEEM)は2015年12月10日、フランス・パリで開催されたCOP21の会場において「低炭素で環境に優しい社会を構築するための二国間連携に関する協力覚書」へ署名した。
この覚書に基づき、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は国立環境研究所と協力して、低炭素でレジリエントな社会に向けたシナリオに関する情報交換について、フランス共和国環境・エネルギー管理庁(ADEME)、フランス環境・開発国際センター(CIRED)、及びフランス持続可能開発・国際関係研究所(IDDRI)と共同研究を開始した。
具体的には、フランスと日本の研究機関が分野毎のデータやモデルによる分析手法などの交換・共有を行いながら共同研究を進め、また、日本はフランス側からステークホルダーによる参加型意思決定の優良事例を収集して、これを国内外への政策提言の形にとりまとめていくこと等が予定されている。
「二国間連携長期シナリオ協力プロジェクト」の平成28年度の取り組み、及び今後の展望をパンフレットにまとめた。
【ダウンロード】
「二国間連携長期シナリオ協力プロジェクト」パンフレット(和文)
「Japan-France Collaboration on Long-term Low Carbon Strategies」(英文)
「Collaboration Franco-Japonaise sur les Strategies Bas-Carbone a Long Terme」(仏文)