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ウェビナー: 欧州の気候市民会議の最新動向と日本の学び
2019年から2020年にかけてフランスおよび英国でそれぞれ気候市民会議Climate Citizens’ Assemblyが開催され、日本でも大きな注目を集めました。本セミナーでは、最近欧州各地で展開されている気候市民会議について、その意義を気候民主主義という視点から報告しました。また、英仏二カ国の試みがその後それぞれの国の脱炭素政策や取り組みにどのような波及効果をもたらしたかを、直近の情報に基づいてお伝えしたほか、こうした試みがその後欧州の他の国々に水平展開し、また多くの都市に垂直展開した現状についても報告しました。
最近日本においても、札幌市や川崎市での試みに端を発し、他の自治体や地域社会でも関心が深まり、市民会議の実施が模索され始めています。重要なのは、気候市民会議が脱炭素社会づくりの取り組みや行動の加速にどう結びつくかです。本セミナーでは、先行する欧州の気候市民会議から日本として何を学ぶべきかを議論しました。