LoCARNet第5次年次会合の開催 インドネシア、バンドン

テーマ:パリ協定の実施に向けて~ 科学に基づいた気候政策を支援する研究コミュニティの役割img_1072rev

日程:2016年10月25日(火)~26日(水)

主催:バンドン工科大学(ITB)、ボゴール農業大学(IPB)、国立環境研究所(NIES)、日本国環境省(MOEJ)、日本国外務省(MOFA)、地球環境戦略研究機関(IGES)

開催場所:Sheraton Bandung Hotel & Towers(インドネシア共和国バンドン)

 

環境省とバンドン工科大学、ボゴール農業大学、国立環境研究所、日本国外務省、地球環境戦略研究機関は、平成28年10月25日及び26日、インドネシア共和国のバンドンにおいて「低炭素アジア研究ネットワーク(LoCARNet)」第5回年次会合を開催し、インドネシア内外から84名の研究者や行政担当者、NPO職員らが参加しました。

本年次会合では、「パリ協定の実施に向けて:科学に基づいた気候政策を支援する研究コミュニティの役割」をテーマに、アジアにおける喫緊の課題(低炭素都市、革新的なモニタリングシステム、土地利用、適応、NDC(各国が定める貢献)の策定・実施と望ましい能力構築のあり方)について、我が国及びアジア各国の研究者、行政官、民間企業、国際機関等の参加の下、活発な議論が行われました
本会合を通して、各国・都市の低炭素政策や企業の環境投資に資する知見を共有し、かつ研究者、政策担当者、民間企業、国際機関を含む様々な関係者との対話を促進することができました。

LoCARNetはアジア地域の特色を踏まえた研究コミュニティの育成・強化のため、当該国・地域において能力構築プログラムや年次会合を実施してきました。
本会合では日本国外務省主催による「気候変動分野の透明性に係るキャパシティ・ビルディング・セミナー」が分科会として開催され、6か国、1国際機関から合計37名が参加しました。
当分科会は、各国が自主的に決定する約束草案(INDC)を、排出削減目標(NDC)に変えていく過程においての途上国が抱える問題や求められる方策を特定すること、及び先進国や国際機関が提供し得る支援について議論すること、の二つを主目的に開催され、参加者は途上国がパリ協定下で新たに担うことになった義務を履行するために能力向上(キャパシティ・ビルディング)はどのようにあるべきかを話し合いました。

 

【LoCARNet第5回年次会合  発表一覧及び発表資料】
5th Annual Meeting of the LoCARNet in Bandung, Indonesia

 

【関連リンク】

《気候変動分野の透明性に係るキャパシティ・ビルディング・セミナー》

・外務省ページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page23_001721.html

・サマリー
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page24_000826.html

 

《LoCARNet第5回年次会合共催報告(国立環境研究所ページ)》

http://www.nies.go.jp/social/locarnet5th.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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